書式やIF関数をつかって0を非表示にする方法
Excelで作った表で0が表示されたままになってると、作りかけのような印象になってしまうことがあります。0になっているところを計算式ごと消すこともできますが、毎回0になったところを手で削除するのも大変です。
実は、一括で指定すれば0になったところだけを非表示にすることができます。
書式設定の機能を使うことで非表示にすることができます。また、IF関数を使えば非表示ではなくて「 – 」表示にすることもできます。
この記事では、数値が0になっているところを一括で非表示にする方法を解説します。
この方法をつかえば、ごちゃごちゃしたエクセルにもならず、0になったところを手で削除する必要もなく、スマートにすっきりと見せることができます。
非表示になってしまった0を表示したい場合はこちら↓
書式設定から0を非表示にする
1.書式設定から0を非表示にする方法を解説します。 下は国語と算数の合計をD列に表示している表です。③と④の国語と算数が入力されていないときに、0が表示されてしまっています。
2.合計のセル全体を選択して、右クリックします。セルの書式設定をクリックして書式設定を開きます。
3.表示形式のタブでユーザー定義を選択します。種類の入力欄に「 # 」を入力します。
4.計算結果が0になる部分を空白にして、スッキリした見た目にできました。
IF関数を使って0を非表示にする
IF関数を使って0を非表示にする方法を解説します。 下記の計算式を入力します。
「 =IF( 計算式=0 , “” , 計算式 ) 」
IFは「もし」です。もし、計算式が0の場合は、「 ”” 」つまり空白を表示して、もし違う場合(0ではない場合)は、計算式の結果を表示します。
今回は計算式は国語+算数のB2+C2なので、「 =IF(B2+C2=0,””,B2+C2) 」になります。
入力した数式を下までコピーすれば、0が表示されなくなります。
0の代わりに「 – 」を表示する方法
先ほどは、IFの計算式で「 ”” 」を使って空白を表示しました。この部分に別の文字を入力すると、計算結果が0になったときに別の文字を表示することができます。
例えば、「 – 」にしたい場合は、「 “-“」を入力します。文字列は “”の間に入力します。
「 =IF( 計算式=0 , “-” , 計算式 ) 」
計算結果が0になる部分をーに変えることができました。
まとめ
本記事では、Excelで0を表示しない方法について解説しました。
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例えば、セルの選択位置がいつの間にか1コずれていたり。
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