VLOOKUP関数でエラーが出るときの、5つのチェックポイントを図解で解説します!
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VLOOKUPで#N/Aエラーがでる時はここをチェック!
VLOOKUP関数でエラーが出るときは、次の5項目をチェックしましょう。
#N/Aエラーは『ノットアサイン』エラーの略で、『値がない』エラーです。
一致するデータがない
検索している値に合うものがないときに『#N/Aエラー』になります。
上の図では、検索値として「チョコ」を指定していますが、表の中に「チョコ」がありません。
このため、値がないことを示すエラーである、『#N/Aエラー』が表示されています。
まず#N/Aエラーがでたら、『Ctrl+F』で検索対象が表に存在するかチェックしましょう。
表の指定範囲がずれている
表の指定範囲がずれていて、#N/Aエラーになることがあります。
上の図では、表の指定範囲がずれています。
このため、検索値にしている『アメ』が指定範囲に含まれておらず、#N/Aエラーになっています。
特に、VLOOKUPのセルをコピーしたときに、表の指定範囲がいつのまにかずれていることがあります。
表の指定は『F4キー』で絶対参照にしましょう。
表の指定は絶対参照にするクセをつけるとエラーが減らせます
全角と半角が違う
表の値と検索値で全角・半角が違うと値が見つけられずにエラーがでます。
上の図では、表では全角(グミ)で検索値は半角(グミ)になっています。
VLOOKUPは全角と半角が違うと検索できないので、#N/Aエラーになります。
関数で全角と半角を一括変換するには、以下の方法でできます。
検索する値が表の左端の列にない
検索対象が表の左端にないと検索値がみつからずにエラーになります。
上の図では検索値を『グミ』にしていますが、表を見ると左端が値段になっています。
VLOOKUPは検索値に対応する列は指定できません。左端をさがします。
このため、グミが見つからずに#N/Aエラーがでます。
列ごとコピーして左端に移動しましょう。
前後に意図しない空白が入っている
前後に意図しない空白が入っていて、検索対象が見つからないこともよくあります。
上の図では、表の『グミ』の前に全角スペースが入っていて、違う文字列になってしまっています。
特に半角スペースは気づきづらいので、確認してみましょう。
関数で一括で空白を削除するには、『 =SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A1, “ ”, “”), ” “, “”) 』です。
#N/Aエラーが発生したときのチェックリストまとめ
VLOOKUPで#N/Aエラーが出た時の対処法について解説しました。
まず#N/Aエラーが出たら、その値があるのか『Ctrl+F』で検索してみるのがエラー解消の近道です。
以下が、チェックリストまとめです。
まとめ
本記事では、VLOOKUPのエラー対処法について解説しました。
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例えば、セルの選択位置がいつの間にか1コずれていたり。
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